2016年最初の通勤中に考えてみたこと

1. IoTという中身のないマーケティングワードは今後どこまでいくのか
IT家電って10年前に話題になって一時期何でもLANケーブル持つようになったけど誰もそれを求めて買わなかったなぁ。
あの頃との違いは、バックグラウンド技術でクラウドが出来てるけど、需要を喚起するところとクラウドは直接的に結びつかない。
BtoBのIoTは以前からやってる人たちはいるので新しくない。
BtoCなら需要喚起するキラーアプリがほしいところ。
今のIoTはプラットフォームよりばかりで脳みそは誰かくださいって状態。
プラットフォームの標準化争い=IoTなら納得だけど結論出るまで10年ぐらいかかりそう。

2. AIって何?
Deep LearningとかMachine Learningの方がしっくりくる、研究者が目指すのがAIって印象
優秀なマーケティングの方々が乱発してて彼らはどこに導きたいのかわからない、ただのアイキャッチ
IoTと違って技術的に新しいことがたくさんあるのでPoCは積極的にやりたい。

3. FinTech
みんな大好きブロックチェーン?
やっぱりお金のプロはどこでどうやってお金使うともっとお金が増えるかわかってて動きが早い。
世界の金融マーケットは密結合のように見えて、実は疎結合なのでは。これから出てくる仮想通貨も含めて。
国ごとにローカル通貨を残してるのは最低ラインのSecurityなのかも。
仮想通貨ってなんだろう。金融マーケットで取引されてるお金は全て現金化できない(流通量>実際の通貨量)、この時点で金融業の方々は現実の通貨も仮想的に取引してる気がしてる。
お金は発行する組織からの信用を形にしたもの、日本円は日本がなくなるとゴミになる。
クレジットカードも作りはお金と同じで、発行する組織からの信用をカードにしたもの。
これをベースとして考えるとグローバル共通の仮想通貨って誰が発行して管理するんだろう。
組織が存在した時点でつぶされそうだからみんなでコンセンサスとるしかない?

4. The End of 仮想化
もうそろそろ仮想化はいいんではないかと。VLANはVLAN、仮想LANじゃない。そのぐらい普及してる。
ストレージもネットワークも仮想化ではなくアプリケーションでいい。
ネットワーク関連だとPingプロトコル(ARP)もアプリケーション。
ストレージもRAIDとか仮想化だよね。

5. 日常の問題解決型ビジネスもっと頑張れ
ホテルとれない - AirBnB
タクシー捕まらない - Uber

ある業種特化で需要と供給のバランスを整える方向のビジネスは日本でもそろそろ大手が伸びてきそう。
世の中もっと便利になってほしい。
この辺りはまだまだ個人でも食べていけるレベルではチャンスありそうなので黙々と情報収集。


今年最初の通勤中の暇つぶしは以上です。
唯一書けなかったセキュリティについてはまた来年!
面白いネタがある方はご飯食べに行きましょう。