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GoogleがOSSで公開したLB Seesaw v2インストール

先週公開されてたSeesaw v2を試してみました。

Ubuntu 14.04.3 LTSで動かしました。
まずGoをaptで入れたんですが失敗。
ちゃんと公式から持ってきましょう。
go1.5.3をダウンロードして/usr/local/goに展開してGOPATHや$GOPATH/binをPATHに通します。
$GOPATH/src/github.com配下にgoogleディレクトリを手動で作ったら、そこにGit cloneでseesawを持ってきます。

あとはseesawディレクトリでmake test, make installで無事に準備完了。
その後のインストールはREADME.md通りにコピペ。
/etc/seesaw/seesaw.cfgとcluster.pbはサンプルがあるのでそのままコピーして大丈夫です。
中身はシンプルなので読めばわかります。

NAT/DSRも普通に大丈夫だしhealthcheckまでは楽に出来るのでなかなか便利。
ちょっとしたLBはこれからseesawになりそう。

DockerがUnikernelを買収。

元記事はPublickeyから。

まず新野さんは発表後から記事にするまでがとても早い!
さらに本家より細かく説明しててただの翻訳じゃないところも凄い。
ただただ尊敬です。

NFV関連でDocker/SR-IOVのI/O試験していているのですが、
Unikernelは使ったことないのでこの機会に試験してみようと思います。


OpenStack寄りの方々から見たNFVへの期待

Superuser roundtable: benefits and use cases for Network Functions Virtualization (NFV)

今朝気になったのはこちら。
AT&T, Comcast, SK Telecom, Neutron PTLなどがMitakaリリースに向けてNFVどうするって話。

テーマは3つ。
1. NFVのメリット
2. Mitakaリリースへの期待

1は各社から回答あるものの結論としてはプロビジョニング重要だねという話。
追加、削除などの変更に迅速に対応するところは重要だけど、ここで記載されてないモニタリングもセットでプロビジョニングという話が現地で出てたのか気になるところ。
MANOはまだまだ議論の余地あるけど後回しにされてる印象。



2のMitaka NFV対応へのリクエストはAT&Tから。
OpenStackはNeutronで頑張るんじゃなくて3rd party controllerとのインテグレーションがしやすいところにフォーカスしてほしい。
VMware Distributed Resource Schedulerみたいな後からデプロイしたVNFにも動的に対応出来る頭のいいスケジューラの実装。

MitakaリリースではVMの末端までの実装は大変だからNFV向けは一時的に別で切り出そうという安全思考の回答。
まだ期待出来そうにないですね。


3のユースケースは想定通りで2種類。

IMS/EPCを置き換えることでスケールと複雑なマニュアルオペレーションを減らすことによるコスト削減。

既存のネットワークサービスをアプライアンスからVNF化することでサービスチェイニングなどの負荷サービス提供、サービスアジリティを上げる。


アマゾンが半導体に本格参入

Yahooニュースに出てた記事。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tsudakenji/20160110-00053250/

ここ2年ぐらい高機能なNICへの関心が高く見える。
それに加えてAvagoのBroadcom買収などマーケット主力プレイヤーの変化が出てきていて、
このタイミングでアマゾンもここに依存しているのが不健全と判断しての取り組みじゃないかな。

Encap/Decap, Encrypt/DecryptがネットワークI/Oデバイス上でH/Wオフロード出来れば、家庭用無線ルーターのCPUはもっと弱くても大丈夫。
NICが高機能化すればサーバーもCPUは本来の目的のために全て使える。
Let's Encryptとか出てきたりWebRTCとかが流行るとどんどんSSLで包まれたセッションが増えてくる。
処理するサーバーもその処理だけで負荷が高くなってたいへん。

そうなったときセキュリティ業界やADC業界の皆様はどう対応するのか。
どちらも独自技術のオンパレードなのでこの機会にみんなで協力して何とかする技術が出てくることを期待してます。

1/12追記
発表詳細を見るとvs Intelで99%のシェアが健全じゃないというもっと大きな戦いを挑むようでした。
マーケットはARMの得意分野になりそうなIoT。
今後の動向に注目。

IoT向けの802.11ah HaLowについて

CES2016に向けた新規格の発表。

900MHz帯を採用、免許なしで利用可能。
気になるのは2点。

1. センサーデバイスの消費電力上がりそう
2. アンテナ必須で小型化しにくい

この部分に対して有識者がどうやって議論したのかちょっとだけ知りたい。


2016年最初の通勤中に考えてみたこと

1. IoTという中身のないマーケティングワードは今後どこまでいくのか
IT家電って10年前に話題になって一時期何でもLANケーブル持つようになったけど誰もそれを求めて買わなかったなぁ。
あの頃との違いは、バックグラウンド技術でクラウドが出来てるけど、需要を喚起するところとクラウドは直接的に結びつかない。
BtoBのIoTは以前からやってる人たちはいるので新しくない。
BtoCなら需要喚起するキラーアプリがほしいところ。
今のIoTはプラットフォームよりばかりで脳みそは誰かくださいって状態。
プラットフォームの標準化争い=IoTなら納得だけど結論出るまで10年ぐらいかかりそう。

2. AIって何?
Deep LearningとかMachine Learningの方がしっくりくる、研究者が目指すのがAIって印象
優秀なマーケティングの方々が乱発してて彼らはどこに導きたいのかわからない、ただのアイキャッチ
IoTと違って技術的に新しいことがたくさんあるのでPoCは積極的にやりたい。

3. FinTech
みんな大好きブロックチェーン?
やっぱりお金のプロはどこでどうやってお金使うともっとお金が増えるかわかってて動きが早い。
世界の金融マーケットは密結合のように見えて、実は疎結合なのでは。これから出てくる仮想通貨も含めて。
国ごとにローカル通貨を残してるのは最低ラインのSecurityなのかも。
仮想通貨ってなんだろう。金融マーケットで取引されてるお金は全て現金化できない(流通量>実際の通貨量)、この時点で金融業の方々は現実の通貨も仮想的に取引してる気がしてる。
お金は発行する組織からの信用を形にしたもの、日本円は日本がなくなるとゴミになる。
クレジットカードも作りはお金と同じで、発行する組織からの信用をカードにしたもの。
これをベースとして考えるとグローバル共通の仮想通貨って誰が発行して管理するんだろう。
組織が存在した時点でつぶされそうだからみんなでコンセンサスとるしかない?

4. The End of 仮想化
もうそろそろ仮想化はいいんではないかと。VLANはVLAN、仮想LANじゃない。そのぐらい普及してる。
ストレージもネットワークも仮想化ではなくアプリケーションでいい。
ネットワーク関連だとPingプロトコル(ARP)もアプリケーション。
ストレージもRAIDとか仮想化だよね。

5. 日常の問題解決型ビジネスもっと頑張れ
ホテルとれない - AirBnB
タクシー捕まらない - Uber

ある業種特化で需要と供給のバランスを整える方向のビジネスは日本でもそろそろ大手が伸びてきそう。
世の中もっと便利になってほしい。
この辺りはまだまだ個人でも食べていけるレベルではチャンスありそうなので黙々と情報収集。


今年最初の通勤中の暇つぶしは以上です。
唯一書けなかったセキュリティについてはまた来年!
面白いネタがある方はご飯食べに行きましょう。